• お客様が・・・

2階建の家を建てられた方が語るコストダウンのアドバイスというのを耳にした。

「2階の個室や、家族だけが使うスペースの仕上げランクを落とし、コストを押さえました♪」

・・・はぁ?
いやいやいや、もちろん人それぞれいろんな考え方があるのは当然。
でもぅ、あのぅ、そのぅ・・・・・・・
お客様がなんぼのもんじゃい!

わたくしだって、数少ない友人等が訪ね来てくれるのは非常に嬉しい。
時には改まったお客様もいらっしゃるかもしれない。
できるかぎりのもてなしをし、楽しい時間を過ごしてもらいたい。
しかし、お客様はそんな「もてなし」だけを期待しているのだろうか?
それとも家に逢いに来る?
そんな方もたまーにいるかもしれないが、大抵はその家に住む人(達)に会いに来るのが目的なのではないだろうか。

誰もクローゼットの中にゴージャスな壁紙を貼れと言ってるわけではない。
結果的にランクの下がった内装になることもあるかと思うが、
家族だけのスペースだからといってコストダウンのターゲットとするのは、
念入りにお化粧して穴の開いたパンツをはくようでちと寂しい気がする。
時々来るお客様よりも、毎日そこに居る家族や自分自身が豊かな気持ちで生活をし、豊かな気持ちでゲストをお迎えするのも「もてなし」ではないかと思うのである。


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  • 理想のライフスタイルは?

空間的世間話、第1回のゲストで「在宅での仕事と生活」についてお話くださった
てとさんに「理想のライフスタイルは?」とお聞きした。

『あえていうとしたら、ぐーたらに暮らせる暮らしがいいですう。
基本的にウチは「片づけたり、キレイに暮らすために労力を使って疲れたりイライラするくらいなら、ごちゃごちゃのまんまでいい」という考えなので(主にダンナが)
たいがいのことはどうでもよくなっちゃってます。』


たしかに、きれいなリビングを維持するために走りまわっていてソファに腰掛ける暇もなかったとしたらきれいなリビングも意味がない。
実のところ、わたくしも生活にふりまわされるのは嫌。
でも、あまりにも雑然としていたり、効率が悪かったりする空間はストレスが多く
その、ストレスを少しでも軽くできないかと頭を悩ましている。
ちょっとの労力で居心地の良い空間を維持できて、できるだけ長くゆっくりしたい、
くつろぎたいというのが本音かも・・・
めざすものは「空間にしばられないための空間作り」かなぁ?
理想は、庭には庭師、部屋には家政婦、キッチンには調理士・・・だったりして


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  • デザイナーの条件

わたくしの愛用の国語辞典で調べてみると
デザインというのは、

「造形作品の計画や意匠。またその下絵、設計図」で、
デザイナーというのは

「工業、商業、服飾など、各分野のデザインの専門家」とある。
センスという言葉は

「物事の微妙な感じのするよさを知覚する心の働き」。
流行などの情報をとりいれ、相手に「好きだな」「いい感じだな」と思わせることが出来ればそれがセンスがいいということなのだ。

流行などの情報を取り入れただけではセンスがいいとは言えないというわけだね、
あっかんべ。

デザイナーというのはクライアントが頭に描いているイメージを的確に捉え、
使う人や、対象となる人の立場になって考え、
その他もろもろの条件を総合して形にすることが出来るヒトのことなのだ。


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  • 景観と洗濯物

梅雨の時期や冬場は洗濯物が乾きにくい。
一年のうちで乾きにくい洗濯物と向き合っている時期って結構長いかもしれない。

国内の洗濯乾燥機の普及率ってどのくらいなんだろうか。
ちなみに、我が家にはない。ビンボーだしね。

あると便利なんだろうけど年に数回、近所のコインランドリーを利用するだけで今のところは事足りている。
あ、もちろん経済的に余裕があったら是非買いたいのだよ、。

無理に買わずとも誰かからのプレンゼントでも大いに結構なのだが、
誰もくれるヒトもいないし、ほぼ毎日集合住宅のベランダにせっせと洗濯物を干しているステキ主婦とはわたくしのこと。

私の住んでいるところでは景観上の理由でベランダの手すりに直接ものを干すことは禁じられていて、竿受けの金物も低い位置についている。
この位置、丈の長いものを干すときに少々不自由ということを除けば作業しやすい、なかなか良い位置。
欧米では地下室などで洗濯物を乾かすと聞かされていて、
天日に干すなんて野蛮!?だとか美意識に欠けるとか言われたり、思い込まされたりしているようだ。(わたくしだけかな?)
気候の違いもあり、欧米ではそういった暮らし振りが主流なのかもしれないが、
洗濯物は本当に景観を害するのかね、しかし。
誰なの、そんなこと言ってるのは。
もしや洗濯物を洗うことも干すこともないヒトが言っているんじゃなかろうね、ばーか。

先日テレビを見ているとベネチアの水路に面したベランダや、また水路の上を横切るように洗濯物が干されているのが映った。
その洗濯物がベネチアの景観を害しているようには見えず、むしろベネチアの人々の暮らしぶりがのぞけるような暖かな景色の一部のよう。

ベネチアにだって干してあるんじゃない!

一昔前までは、屋上の物干し台みたいなところでも干していたと
ベネチアンおばあが語っていたよ。

ん!?景観を害すると言われるのは洗濯物ではなく、干し方にあるのかも。
おおらかにシャツの一枚一枚を平面的に干してあったら和洋問わずほのぼのとした絵になりそうだが、
立体的に効率良く干された洗濯物はちょっと絵になりそうもない。
美しい街づくりのために
「景観の一部になるような洗濯物の干し方をしましょう」
なんて強請されたらノイローゼになりそうなので
「おおっぴらには干さないで」
ぐらいが今は妥当なのかもしれない。
わたくし的にはどっちでもよかったりするのだけど(なら、書くな)
景観は別として、交通量が多い道路に面している場合、道路がわに洗濯物を干すのはちょっと不衛生かなあ。


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  • どんな色が合いますか?と聞く前に

「どんな色が合いますか?」
って、つい聞きたくなっちゃうことだと思うのだ。
そして、質問するヒトは多分
「○色。」
っときっぱり答えて欲しいんだと思う。
だけど、
「どんな風にしたいのですか?」
と逆に質問されるのが関の山ですわよ、オクサマ。

ただ単純に合う色というのは山ほどある。
「ゆでたパスタに合うのはナニですか?」
と聞かれるようなもので
いったいどんな料理をつくるつもりですか?と聞かなければ答えようがない。
パスタといってもいろいろ種類があるし、
ほかの材料はナニをつかう気なのか、分量はどうなのだ。
また、どんな味付けがすきなのか。
あらゆる条件を加味してハジメテ答えが導きだせるものなのだ。
どんな風にしたいのか、どんなものが好きなのかは
他の誰かが決めることではない。
合う色を探し出す手助けは出来ても
本当にぴったり「合う色」というのは自分にしかわからないものなのだ。

「どんな風にしたいのですか?」
という逆質問には「○○風」なんて明確な答えなどなくてもいい。
たとえば「NO」だけでもいい。
「YES!」を見つけるために、なんでもいいからたっぷり教えてくれ。


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