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個人的な知り合いで、私が密かに「インテリアの達人」だと思っている方が2人いる。
ひとりはベテランの主婦。
お宅に伺うと、スミからスミまできちんとかたづけられていて清潔。
その上趣味の物がさりげなくかざられていたり、
窓辺には手製のカーテンがゆれていたり、
全てにおいて手入れがいきとどき、バランスがとれていて、
手作りのものも完成度が高く、落ち着いた雰囲気でまさに鳥肌がたつほど完璧。
そして、その「美しい」状態が日常であるという素晴らしさ。
このお宅を作ることにかかわった全ての人がこんな方に住んでいただけて
「本望だ」と思うのではないかと
関係のないわたくしまでもが設計者や施工者なりかわって感動したほどである。
もうひとりは子育て真っ最中の主婦。
悩みはもっぱらエンゲル係数だという。
あまり内装には感心がないらしく、カーテンがかかってない窓もあったり
本や雑誌が積み上げられていたり、落書きがあったり、
おもちゃがそこかしこにばらばらと・・・。
どう逆立ちしてもオシャレとはいえない。
でも、そのお宅に1歩足を踏み入れると、なんとなく「良いお宅だなぁ」という雰囲気がじわーっと伝わってくる。
どこがどうというわけではなく、そのオクサマの飾り気のないさわやかさが家中からにじみ出てきてるよう。
ごちゃついたコーナーさえ、その方の気さくな人柄に触れたようで心地良いのだ。
正反対のようなオクサマ方に共通するのは自分の感覚を大事にして、家族や、暮らしにたいする愛情があふれているということ。
その思いが素晴らしい空間を生み出しているようだ。
アイコソスベテそれがインテリアの達人への道ではないかと感じる。
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